「原因結果の法則」すなわち「因果の理法」は宇宙の真理と言われています。
何かをすれば、何らかの結果が生まれます。
原因を作れば、必ず結果が付いてきます。
これが時間を作っている原理原則であり、これを何人も覆すことは出来ないとされています。
従って悪い事をすれば、自分に対して悪い事が必ず返って来ますし、良きことをすれば良きことが舞い込んできます。
例えそれが、この世で完結しないとしても、あの世という世界を信じた時に、悪い行いをした者は地獄に落ち、良き行いをした者は天国へ帰ると言うことを、古今東西の多くの宗教が伝えている事は周知の事実でもあります。
心の中に悪い種を蒔けば、やがては悪い花が咲き、悪い実がなる事でしょう。
しかし、心に良き種を蒔けば、素晴らしい花が咲き、美味しい実がなる事でしょう。
「私にはこんな不幸が来るに違いない」と思っていれば、その通りの結果になってしまいます。
しかし「今はこんなに苦しいけれど、必ずや幸せと感じる時がやってくるはず!」と思えば、時期は確定出来ませんが、必ず幸せだと感じる時がやってきます。
これこそが、宇宙の普遍の法則である「因果の理法」なのです。
ですから例え宇宙人であっても、例えタイムトラベラーであっても、原因を変えて結果を変えること「親殺しのパラドックス」は、決して起こす事が出来ないのです。
何故なら、原因結果の法則がこの宇宙を作っている原理原則だからです。
他の宇宙では、もしかしたらこの因果の理法が無い宇宙もあるかもしれませんが・・・(笑)