お釈迦様もソクラテスも、マルクス・アウレリウスも、エマーソンもウィリアム・ジェームスも、異口同音に次の様に述べています。
「人間とは、その人が考える通りのものである。毎日どの様な事を考え、思っているのかであなたが決まる。服装や外観、履歴書を見てもあなたが何者であるかは分からない。人は、その人が念う通りの人間になるのだ。」
すなわち、あなたという人間は、あなたが自己評価し、考えている通りの人間なのです。
未来に対して、肯定的か否定的か、楽観的か悲観的か、幸福であるか不幸であるかは、あなたの「心の種子」に起因します。
「自分はアサガオだ」と念っている種は、アサガオの花を咲かせ、「自分はスイカだ」と念っている種は、スイカを実らせます。
未来を幸福なものにしようと念うのならば、肯定的な種子を心の中に蒔き、育てなければいけません。
その種子を育てるには、常に繰り返し考えることが必要です。 
否定的な想いに負けそうな時は、それを打ち消すだけのプラス的な念いを、ぶつけていくしかありません。
人は、同時に別のことを念うことはできない様になっているので、良いことを念えば、悪い事は念えないからです。