「私は進化している」「私の会社、組織は発展している」という方々は大勢いらっしゃいますが、本当に「真なる発展」をしているかどうかは分かりません。
自分の時間や身体を犠牲にして発展しているつもりの人や、きついノルマを従業員や会員に課して数字的な業績を伸ばしている会社が、「真なる発展」をしているとは言い難いでしょう。
それでは「真なる発展とはどういうことを言うのか?」という事になります。
真なる発展の定義には3つあると思っています。
まず一つ目は「発展には『喜びが増幅する』という現象が伴う。」ということです。
会社の建物や従業員が増えただけで発展をしているとは言えません。
そこで働いている一人一人が「自分自身の発展」も確認できなければ、真に発展しているとは言えないでしょう。
無理矢理やらされて、会社だけが発展しているように見えても、それは「砂上の楼閣」であって、やがて消えて行くことでしょう。
二番目に「真なる発展は未来への希望を伴う。」と思います。
将来的に不安な発展は、あり得ないということです。
「私達の会社が、活動が他人の迷惑に掛かる」ことであれば、発展すればするほど、世の中は不幸になっていきます。
そんな会社では「将来どうなるのか」不安しかありません。
三番目は「真なる発展とは神に近づいて行くことだ。」と思うのです。
「神」と言う言葉では理解できないということであれば、私達をクリエイトして下さった創造主と言い換えても良いかと思います。
「私達に命をくださった親である創造主の計らいで、私達はこの地球で生きている。」のであれば、その親が喜んでくれる発展でなければならない筈です。
他の人達を蹴落としたり、命を奪ったりする発展では、「親」が心から祝福してくれることは無いでしょう。
それ故に、真なる発展は親である神の御心に近づいて行くものでなくてはならない筈です。