成功方法が書かれた書籍は、「砂の数ほどあるんじゃないか。」と思うくらいに、本屋さんに溢れています。
その中から自分に合った「成功書」を探すのは至難の技と言えるでしょう。
私も「あの人が教えてくれたから。」とか「あの成功者が勧めている本だから。」とかいった理由で様々な書籍を読んできましたが、なかなかしっくり来るものは見つかりませんでした。
しかし千冊ほど読んだあたりで「多くの方に当てはまるだろう。」と思われる共通の「希望を実現する時の注意点」を発見しました。
一つ目は「心を定める」ということです。
心を一点に定め、そこに自分の念いを集中させて行くことです。
自分だけが幸福になるのではなく、万人が幸福になる道を希望している場合は、執着にはなりません。
一念に集中したものを、ありありと心に思い浮かべ、それを実在化したものとして、現実化したものとして、目の前に見るが如く、思い描くことです。
さらに「我は、かくの如き事実が来たらことを信ず。」と心の中に深く刻みつけたならば、もはやそれを疑わないことです。
二番目に「自分以外の大きな計らいを信じる。」ということが大事です。
私達の世界は、目に見えるものばかりで成り立っていません。
様々な人の想いが飛び交う世界でもあり、私達を陰ながら守護し、指導している者たちもいる世界でもあります。
そうした者たちは「この世の中を良くしたいと思って、自己実現を願っている人を発見したならば、総力を挙げて助けてくれるに違いない。」と信じて疑わないことです。
つまり、自らの心の中で決意し、出来る限りの実践行動を成しているのであれば、あとは目に見えない人たちの力を信じ、結果について全幅の信頼を委ねるということです。
すなわち「神よ仏よ、ありがとうございました。私はこの結果に驕ることなく、更に精進を続けてまいります。今後とも佳きご指導をお願い致します。」と言うような、爽やかな受け取り方が大事なようです。
この時に慢心したり、自惚れたりすると、その後の希望が叶わなくなったりすることが多いようです。