四大聖人と言われる釈迦、イエス、孔子、ソクラテスを見ると、独身か家庭生活に失敗した方がほとんどです。
家庭生活で成功していない方が、人類の基本的な教えを説いているので、順風満帆な家庭生活を営むということは、かなり難しいものだろうと言えるのではないでしょうかや親も捨てて修行しました。
イエス様も公式には結婚していないこととなっています。
マグダラのマリアやサロメなど、幾人か奥様らしき者は存在したのではないかと思える記述が、聖書の外典には出ていますし、「子供がいたのではないか」という説もある事はあるのですが、いずれも公式には否定されていると思います。
ソクラテスの場合は「小さな子供がいて、家庭がありながら毒杯を仰ぐ」という、この世的に見れば異常性のある生き方をしていますが、これは「天命、使命の方が大き過ぎた」と見るべきでしょう。
孔子は「家庭調和」「経世の術」を指導しているように見えますが、本人は離婚しています。奥様に逃げられたのです。
孔子が物事に対してあまりに細かく、料理などについても細か過ぎたようで、それに耐えられず逃げ出したのではないかと言われています。
四大聖人と言われても、家庭生活を円満に出来ないというところは、なかなか「家庭生活は厳しい修行」と言えるのではないでしょうか。笑
