戦国時代の軍師と言われる人たちは、「負ければ終わり」の時代を生きていました。
勿論それは軍師に限らず、一兵卒やその地域に暮らしている庶民にまで、命の危険は及びました。
それ故に、絶対に負けない策略を創り、将達に与えるのが軍師の役目でした。
戦国時代にも軍師は数多くいた事でしょう。
皆、孫子の兵法は当然の知識として知っていた事でしょう。
ですから勝ち残った軍師は、負けてしまった軍師よりは数段優秀と言えるのです。
大将が、リーダーが、軍師の役割を担う事が出来るほど優秀であれば、天下統一も可能かも知れませんが、歴史上そんな大将は一人としていません。
つまりは、「一人で天下国家を統一した将」など存在したことは無いのです。
戦は、個と個の戦いでありながら、結局は団体戦ですので、無双の個(呂布、韓信、ヤマトタケル、武田信玄など)であっても、一人の力では国を治め守る事は出来ません。
それ故に、優れた将ほど優秀な軍師を求めました。
劉備玄徳が諸葛孔明を求めたように、織田信長と豊臣秀吉が竹中半兵衛を求めたように、優れた将には優れた軍師が傍にいたのです。
