三国志を読んでいない方には、曹操と言われてもサッパリわからないかと思いますが、1800年前、戦国時代の中国に「人財をこよなく愛する人がいた」と想像していただければと思います。
曹操は、魏の国を建国した英雄でありながら、軍事評論家、詩人でもありました。
彼の長所は「人財に対する情熱」だと言われてます。
とにかく、「この人は優れている人だ」と噂を聞けば、自分の目で確かめて、良き人財であれば官位や領地あるいは金銭で厚遇しました。
関羽のような敵将であっても、人財であると見ると、捕虜して捉えても、厚く敬い最高のもてなしで、「私につかないか?」と打診するくらいでした。
こういう性格なので、魏の国は人財が豊富で、一大将が敗れても直ぐに代わりの者が立ってくるので、戦をしても負けることが殆どありませんでした。
そんな曹操でしたが、赤壁の戦いでは劉備と孫権の蜀呉連合軍に敗れてしまい、命辛々敗走することになりました。
この時点で、普通ならば魏の国は終わる筈でしたが、曹操は人財を集め、早々にリカバリーして来るのです。
この人財集力には恐るべきものがあったわけです。
もし現代に曹操がいたら、おそらく何度も何度倒産しても、その都度優秀な人財を人徳で集め、這い上がって来る不屈の会社を創ることでしょう。