若い人たちは「飲む、打つ、買う」と言う言葉を、聞いたことがあるでしょうか?
これは知らなくても良い言葉かも知れませんが、人が人生を踏み外さない様に戒める時に使う言葉で、「飲む」は飲酒、「打つ」は博打、「買う」は売春行為のことを指します。
大抵、人が人生を諦めるキッカケ、若しくは結果になり得ることが、この3つに関係してくる事が多いので、この様な戒めの言葉が残ったのでしょう。
この内の「飲む」「買う」については今更言う必要も無いので割愛しますが、意外と「打つ」に対しては認識が甘いような感じがするので、感じたままに書かせていただきます。
私もパチンコ、競馬にハマったことがあるので、偉そうなことは言えませんが、それでもその時の経験がいま役立っている様に思います。
最近ではオンライン賭博が問題になっていますが、私からすれば株式投資や電子マネー投資もそうしたものと余り変わらない気がしています。
毎日毎時間、株価の為替の変動に一喜一憂している様は、まさに博打のようです。
そうして得た収入は、博打で得たような不労所得と変わりが無いように思えてしまいます。
もちろん、日本の将来の為になる「リニア新幹線」やインフラに投資して、何十年後かに投資した分に見合う利益を得ることまでは否定しません。
でもマネーゲームに翻弄され、投資の意味を忘れたらもはや「投資家」ではなく、博打家になってしまう気がします。
少なくても、現代に江戸時代や明治初期の人がいたら、マネーゲームは博打にしか見えないことでしょう。