第二次世界大戦前には、米国は「日本人はインディアンと一緒だ。本当の高等宗教を知らない野蛮人だ。」と思っていたと言われてます。
だから、かつてインディアンを滅ぼした様に、日本人も一掃しないとならないと考えた節が見受けられます。
インディアンも信仰は持っていました。
各部族により若干は異なりますが、大体は「太陽信仰」や「自然信仰」が多く、これらが日本神道に似ている為、米国は「日本人=インディアン」と捉えたのでしょう。
インディアンの宗教には「教義」「教典」がありません。
確かに、日本神道もインディアン信仰も、先祖代々、口伝で伝わってきた神々への儀式を大切にしてきました。
神話の様なレベルで、大切な教えを伝えてきました。
しかし、教義教典のない宗教は世界宗教にはなり得ません。
土地に根ざした民族宗教であれば、それで良いのかも知れませんが、世界的な覇権をかけた戦争ともなると、「その国が勝ったら、信仰を強要される。」と言うことから見ても、日本神道が世界宗教になり得ないと言うのは、仕方がなかったのかも知れません。
だから、第二次世界大戦は敗戦国になって、キリスト教の米国が勝ったのだとも言えなくもありません。
