「あの人は器が大きい」とか「器がちっちゃい」とか言いますが、「できる器」という言葉は、お聞きになったことがあるでしょうか。
少し前までは、年功序列が当たり前のように思っている方も、多かったかも知れません。
それも「能力の判定ができない時代」のことで、能力がハッキリと判別できてくると、年功序列はなかなか通じなくなってきます。
武力だけの時代であれば、実際は10代20代の若者の方が強いでしょう。
それはスポーツの世界も同じで、やはり年寄りは、なかなか体力的に若い者には勝てなくなります。
ただ、人間としての「器」「器量」というものは、まだまだ発展の余地が残されています。
できる人同士、強いもの同士みたいな世界においては、お互いに競争しあいます。
もちろん組織のリーダーとしては、競争もさせなくてはいけないのだけれど「競争させつつ強調させる」と言うところを作り出すことが「徳の力」と言われます。
競争させつつ協調させて、融和させていくことができる人が「できる器」と呼ばれます。
この器が小さいと、その中から必ず「はみだして」行く人が出てくるので、戦いが起きて分裂するようになります。
