「一流大学を出ました。一流会社に勤めています」と言う、他の人より優れた人であるならば、より多くの責任や、多くの人たちのリスクを引き受けて行くだけの根性も努力も必要だと、私は思います。
また、自分が物事を良く知っているのならば、それを分かりやすく人に教えてあげる努力もすべきだと思います。
しかし実際には「よく勉強した人の言っていること」が分からないことが、多いのも事実です。
特に大学の学者とか、エリート会社員や何処かの官僚だとか言う人たちの中には、「自分は賢いから、分からない学生の方がバカなのだ」とか「分からない一般庶民の方がバカだ」とか、思っているかも知れませんが、それは少し違うのではないかと思います。
本当の意味で頭が良いのであれば、相手に合わせた待機説法が出来るはずです。
「分かりやすく言うとバカだと思われる」とか「自分が勉強した事は、あなたに分かるはずがない」と思って、人が知らない事を、難しい言葉で言いたがる人もいます。
そう言う人達には「愛」がありません。
自分が学んだ事を世の中に広めて行く事で、この世の中を発展させようと言う優しい気持ちがないのかも知れません。