反省というと、「自分は、こうした事をしたから悪い」「こんな事を言ったからダメだ」と、自分を責める事ばかりする人達がいたりします。
そのために「反省は苦手」という方達も、大勢いらっしゃることでしょう。
でも、それは反省の仕方が間違っているからです。
反省は「自分自身を責める行為」ではなく「自分を成長させるための行為」なのです。
例えば、家族や友人に対して、思わず厳しい口調で非難してしまったとします。
言ってしまった言葉は、もう元には戻りません。
相手を深く傷つけてしまったかも知れません。
それを反省する時に、「なんて自分は愚かなんだ。どうしてあんな事を言ってしまったんだ。」と悔やんでみても、取り返しはつきません。
反省しても悔やむだけで、気持ちは一向に良くなりません。
こんな時には、言ってしまったことをいくら反省しても、反省にはならないものです。
堂々巡りの自己嫌悪に陥るだけです。
こうした時の本当の反省は、言ってしまった相手に、どれだけ自分が後悔しているかを伝えて、謝罪することから始まります。
心の底から謝り、その方の許しを得るというよりは、「自分を許してあげるため」に謝罪するのです。
本当の反省は、「充分反省したら、自分を自分で許してあげる」ということです。
いつまでも、何年も何十年も思い悩むことが反省ではありません。
謝るべき時には謝り、相手が例え許してくれなくても、「二度としない」と心に誓い、自分を許してあげる行為が「本当の反省」であると、私は考えています。
ですから、本当の反省が出来る人ほど、自暴自棄に陥らず、発展思考が強くなり、明るい未来を見つめることができるきます。