「史記」の李広将軍列伝に、虎と見誤って石を射たところ、矢が石に当たって鏃が突き刺さったという故事があります。
虎だと思って必死になって矢を放ったところ、普段は刺さる事がない石に矢が刺さったので、今度は改めてその石に矢を放ったところ、矢は刺さりませんでした。
「人は集中し、必死なって物事を行えば、奇跡が起きる事もあるけれど、どうせ無理だと思って仕舞えば、できる事も出来なくなってしまう」事の例えで使われます。
頭で考えて、あれこれ考えるよりも実際にやってみると、意外と思っていた以上に簡単に出来たりする事が、皆様も過去に何回かあったかと思います。
だからこそ「言うは易く、行うは難し」と言う言葉が出来たのでしょう。
「言行一致」は信頼の基となります。
あれこれ考えて出来ない理由を作り上げるよりは、行動してみてみる事を、特に若い人にお勧めします。
失敗しても、若い内ならば「若いからしょうがない」と許して貰える事も多いですから。笑