「貴方らしく生きことが大切」と、誰かに相談したり、占いをしたりすると言われたことがあるかと思います。
しかし「自分らしい」と言うのは、どんなことを指すのでしょう。
「貴方らしく!」という方は、いったいどんな気持ちで言っているのでしょう。
自分で、自分自身のことがよく分からないで生きているのに、「自分らしく生きると言われても…」と、戸惑ってしまう人もいるでしょう。
カウンセラーや相談を受けた人の中には、「貴方らしくしてね」の中に、「私が想う貴方で居てね」の意味が含まれる場合があります。
どんなお互いに分かりあっているつもりでも、完璧には貴方のことを感じ取ることが出来ないように、周りの人によって、貴方を測る「ものさし」が違うので、全く同じようには見ていません。
だから「私が想うような貴方で居てね」は、その人によって変わって来ます。
しかし、「貴方自身が思う、貴方で居てね」となると、貴方自身の物差しで、貴方を見れば良いので、前者とは意味合いが違って来ます。
例えば、「他人には、大人しく素直に思われている様だけれど、本当の自分は他人の目を気にし過ぎる、臆病な所が多々ある」という人の場合、他人から見た自分らしくでは、本当の自分を隠して、自分ではない自分を創り、演技して生きることになってしまいます。
ですから一言で「貴方らしく」と言われても、その人の取り方によっては大きく変わってしまいます。
「貴方らしく」や「自分らしく」というアドバイスは、一見すると「自分にとって適切な」アドバイスの様に感じてしまいますが、実際のところは受け手によっては捉え方が変わる、微妙な言い回しであるということが分かります。
