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仕事は自分一人で完結すると思っていたら大間違いで、本当に一人で出来る仕事と言うのは少ないことが、仕事をこなせばこなすほどよくよく身にしみて分かります。
例えば製造業の事務仕事であっても、総務や経理の仕事は自分が出来る範囲で纏まって完結している気でいますが、仕入れを担う人達がいて、それを加工して製品に仕上げる人達がいて、それを出荷してお客様に届ける人達がいる。
その結果、売上があがり、利益が生み出され、それらを纏める経理仕事が発生し、働いている社員さん達の給与や福利厚生の為に総務の人達の仕事が生まれる。
それぞれの部署で切り取ってしまうと、なんとなく仕事としては完結しているようですが、全てが上手く流れて初めて自分の仕事も成り立っていきます。
どこの部署の仕事が欠けても、自分の部署に影響が出てきます。
「私は私の仕事だけこなしていれば良い。だってそれだけの給料しか貰っていないから」と言う声をよく聞きますが、皆んながそんな気持ちで働いていたら、果たして良い仕事が出来るのでしょうか?
まるで「私の土地の木材だから全部切り倒して何に使おうが勝手でしょう」と言わんばかりに、みんなが地球の木材を全て切り倒したらどうなるでしょう。
木材ばかりでなく、同じような事が色んな地域で起き始めています。
地球からすればたまったものではありません。
まるで無限なく血を吸うヒルが「私が吸って何が悪いの」とばかり、沢山あちこちで血を吸い始めているような感じで地球は苦しんでいることでしょう。
そうしたヒルや蚊を追い払おうと自浄行為が働い時が「天災」と呼ばれるのではないでしょうか。