今、小学校や中学校では給食と言う時間が無くなってきているようですが、私は給食が目当てで学校に嫌々行っていたので、子供達は何を楽しみに学校へ行っているのか分からない感じです。笑
同世代の方はご存じですが、給食時には皆んなで「いただきま〜す」と言って手を合わせてから、給食を食べ始めていました。
しかし、そうした光景も今無くなりつつあるそうです。
「給食費を払っているのだから、いただきますとお礼を言う必要はない」と言う親からの苦情で、いただきますを言わなくなった学校もあるそうです。
動植物の命をちょうだいする感謝の心を言葉にした「いただきます」
他者から受けた恩や行為に対して御礼の気持ちを伝える「ありがとう」
こうした平易な、やまと言葉が段々と日本人の口から発せられる事が少なくなることが、どんな事を意味するのか…
これはある意味で、日本における「言霊の文明実験」かも知れません。
佳き言葉が廃れ、悪き言葉が蔓延る。これが国家に対してどんな影響が出てくるのか?
やまと言葉が無くなることが、日本国と日本人が無くなることに繋がらなければ良いと思う、今日この頃です…