105歳まで現役で生きてこられた日野原重明ドクターは「心のエステ」を推奨します。
彼の言う心のエステとは「健康管理」と「仕事の管理」と「生活管理」を、我を張らないで、キチっと自分なりに納得のいく方法で習慣出来れば、出来るそうです。
他人が「こうしているから、それをやる」と言うよりは、自分の身体に合った生活リズムを発見する事で、例え外部的ストレスが来たとしても、「習慣の流れ」の中で押し流してしまう様な気持ちでいる事が、大切であるとのことです。
例えば、朝6時に起きて、軽い運動をして、朝食を取り、身支度して仕事に出る。
仕事から帰ってきたら、金魚に餌をやり、お風呂に入って疲れを取り、読書をして布団に入る。
こうした生活のリズムを大切にすることで、急なトラブルが起きて、例えお風呂の時間や寝る時間がずれても、同じ生活の流れの中で通常の自分を取り戻して行くことが、何よりも大切だという事です。
日野原先生は、睡眠時間も三、四時間、一日の摂取カロリーも1,300キロカロリー以下を心がけていたそうですが、誰でもその方法が良いとは限りません。
日野原先生は「色々やってみて、これが自分に合っていたんで、やっていたらここまで生きてこられた。あなた方はあなた方に合った生活習慣を見つける事が、幸せな健康寿命の秘訣。」と仰っていました。