哲学的な言い回しをする人の中には、霊的なものを否定したがる人が多く、唯物論に基づいて観念論を色々と捻っては、難しい文章、難解な文を書いて、人々を惑わしている人たちが一定数おります。
「そういう難解な文章、一読して理解できないような文章を書ける人が、偉い学者、大学者なんだ。」という感じになってきています。
それは、職業として学者社会の「ギルド」、そういういう「組合」を守っているようなところがあって「一般の人は入れない」という面があるかもしれませんが、「根本的なところ、思想の核に当たる部分が存在するかどうか?」という事は、「平易な言葉に言い直してみて、中身があるかどうか?」ということを見れば分かります。
「結論は、こういうことなのだな。」という事が、はっきり分かる人の文章は、一体の意見を持っているのですが、子供にでも分かる平易な言葉に言い直してみたら「何を言っているのか分からない」という場合は、中身が無い場合が殆どです。
中身のない内容を難しく喋るよりは、難しい内容を平易な言葉で喋ることが出来る人の方が、よほど賢い人と言えるでしょう。