「人は皆んな『ジキル博士とハイド氏』と変わらない。」と言った方がおりました。
彼は何が言いたかったと言うと「結局、人には長所と短所があるので、時には良き人のであるが、悪い人の時もある。二面性があるから面白いのさ。」と。
「付き合った当初はあんなに優しかったのに、結婚した途端に皇帝のような暴君になってしまった。」なんて話はよく聴きます。笑
でもこれは他人事ではなく、私も皆様も似た様な所はあると思うのです。
こうした陰陽的な極端な思考が心の中に存在するからこそ、お互いに打ち消し合いバランスが保たれる事もあるのです。
恨みには感謝。怒りには優しさ。
恐怖には勇気。不安には安心。
イライラには落ちつき。プレッシャーには平常心。
相反する感情が、まるで音を音で打ち消して聴こえなくする様に、私たちの心の中で消化してくれるのです。
だからネガティブな思いを持つことを怖がってはいけと思うのです。
悪い事ばかり起きると考えていると、マイナスな想いにマイナスの感情が乗っかって来るだけなので、ネガティブな感情がより一層強くなります。
不安に思った時こそ頑張って、その反対の安心できる材料を探し、自分を奮い立たせることが一番良いという事です。
簡単な事ではないことは分かっていますが、やらなければ自分のネガティブな心に、自分自身がやられてしまいます。
「ここが正念場。」「これは自分に与えられた修行だ」と思って、打ち消すポジティブな感情を出して行けるように一緒に頑張ってまいりましょう!