「仕事が辛い。ストレスが多い。」と言うように、仕事が思うように捗らなかったり、能力を超えているように見えるときに、家族に対して八つ当たりが始まったり、部下や周りに当たったりするようになります。
「仕事が取り敢えず終われば良い」と言う考え方では、仕事をしていてもつまらないし、自分の満足感にも繋がりにくいでしょう。
お医者さんには「納期」と言う考え方は余りありませんので、とにかく延命治療的な事をして、何とか寿命を伸ばそうとします。
そうしたお医者さんとは違い、会社で働いている人には、仕事の締め切りがあります。
それまでに間に合わなければ、怒られたり、給料を下げられたり、昇進を逃したりと、色々な「罰」が課せられます。
だから仕事能力を上げないとならなくなり、人のせいや環境のせいにしたくなり、それも出来ないとイライラしてきます。
仕事能力を上げるには「日頃からの心掛け」が大事です。
「明日はどんな仕事をしなければならないか。一週間後はどうか。1ヶ月後はどうか。半年後はどうか。」など、先のことを考えられる余裕があると、パニックになり難い上に、ストレスが少なくてすみます。
目先のことばかりやっている人は、ちょっと何か急なことが起きると、すぐにキャパオーバーになり、人間関係を悪くしていきます。
もちろん、仕事能力を上げるには「心掛け」や「段取り」も大事ですが、「適度な節制」も大切です。
「仕事をやる時はやって、休む時は休む」と言う時間の取り方は、習慣にしないと、段々と自分自身をむしばみ、生きること自体が辛くなってきてしまいます。
ある時は馬車馬のように働き、ある時はオスライオンのように寝転がってばかり…では、人生効率が悪くなりますので、仕事も休みも習慣化するくらいが良いのかも知れません。