世の中には、自分の素晴らしさを上手に自慢出来る人達が数多くいらっしゃいます。
「私はこんなにお金持ちなの」
「私はこんな有名人と知り合いなの」
「私が命令すれば数千人、数万人の人達が動く」
など、その自慢に際限はありません。
そうした人達を批難批評する達も沢山いらっしゃいます。
「親から受け継いだ地位や名誉じゃないか。所詮、自分で勝ち取ったものじゃないだろ。」
「どうせ他人を泣かせ、苦しめて手に入れた財産だろう。裏を暴いてやる。」
などと言ってSNSなどで誹謗中傷を繰り返す輩もおります。
私から診れば、どちらも「同じ穴のムジナ」のように思えます。
「大きい者は小さくなり、小さき者は大きくなる。」とは聖書にも書かれている言葉ですが、この世で自分の思うこと、良かれと思うことのみ成し遂げて、この世の巨人となったものは、死後の世界では小人として扱われる。
かたや「自分のことは顧みず、他人の事ばかり考え心配している。」
そうした、この世的には愚かで小さく見える人達が、あの世では尊敬され大切に扱われる「小さな巨人」になるとイエス様もお釈迦様も仰っております。
これを「どうせ迷信さ。」「2千年以上の前の人が言ったことだから、現代のような科学知識がなかったからそんなことを言ったのさ。」と一笑に付すことは簡単ですが、そうした批判をする人の中に、イエス様以上に人を愛し、お釈迦様以上に多くの人を幸せに導いたと言う人を、私は見たことがありません。