何処からの統計かは分からないので、信じるか信じないかは皆様にお任せ致しますが「父親の年収が1,200万円を超えると、子供の学歴は親より下がる」と言う統計結果があるそうです。
1,200万円の年収と言うと、上場企業の部長クラス以上という感じでしょうか。
その位のハイレベルな生活になると、親も子供に対してはお金を掛けて「楽なコース」を選んで与えることになり易いので、子供の自力が足りなくなり、子供の学歴が下がってしまうようです。
例えば年収が高いと言われる商社マンでも、海外勤務が長くなると、子供達は他の国の学校に入ることになります。
しかし先進国の日本語学校に入ったとしても、日本に帰ってきて日本の学校を受け直せば、どうしても不利になってしまいます。
大抵、商社マンの父親は一流大学を卒業しているでしょうから、親の入っていた大学への入学が難しくなり、親のいる会社には入れない、と言うことになるそうです。
こうなると「何のために一流大学を卒業して、一流企業に勤めたのか」が分からなくなってしまう親もいるようで、「家族のため」「子供の将来のため」の理想が崩れてしまうわけです。
しかし、そもそも「何のために、自分は頑張って生きてきたのか」をもう一度問い直せば良いわけで、家族のためなのか、自分のためなのか、はたまた世の中の幸せのためなのか、よくよく考える時が来たのだと考えれば、そこからの人生は変わったのかも知れません。