引き続き、中村仁一先生のご著書「大往生したけりゃ医療とかかわるな」から自分の死を考えるための具体的行動をご紹介致します。
④余命6ヶ月を想定し、したい事の優先順位を書き出しましょう
「やりたいこと」「やっておかなくてはならないと思うこと」を列挙し、それに優先順位をつけていきます。
こうしておけば、死に際になって「ああしておけば良かった」「こうしておくんだった」と言う後悔が無くなって、心置きなく死ねるのでは無いでしょうか。
⑤棺桶に入ってみましょう
私達は最期は裸に薄着を纏わされて、寝返りもうてないほどの狭い、畳半畳ほどの空間に押し込まれてしまい、そこに、地位や名誉や権力、財産も何一つ持って行けないことを実感します。
そうすると執着心が薄れますが、残念ながら未だ生きているので、完全に消滅することはありません。
しかし執着心が薄れると、物の整理が進むと同時に、「今日一日、死んでもよい生き方ができたか?」を思い、反省することができる様になります。