③に引き続き、中村仁一先生のご著書「大往生したけりゃ医療とかかわるな」から自分の死を考えるための具体的行動をご紹介致します。
⑥事前指示書を完成させましょう
「事前指示書」とは、昏睡や意識レベルが低下した時、ボケて正常な判断が出来なくなった時に「どこまでの医療を受けたいのか、受けたくないのか」また「何処で、誰に、どんな介護を受けたい」とか、更に「葬儀や墓や戒名など」意識清明で、意思表示可能な時に、前もって希望を認めておく書面のことです。
⑦人生の節目に「生前葬パーティー」を行う
生前葬パーティーを開催することで、家族や友人知人達にも「死」を意識してもらう事が出来ます。
自分の死も勿論ですが、周りの人達も、いつ旅立ってしまう事もあるかも知れないと思うと「今を大切に生きなければ」と想えてきます。
そんな気持ちが芽生えるから、生前葬パーティーを行った人達は、行う前より元気になり、ますますイキイキ人生を謳歌している様に見えます。