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いつの時代でもそうですが「この頃の若い奴らはなっていない!」とか、先輩達や年配者は口にします。
その度に「世代の違い」「世代間ギャップ」などと揶揄されますが、長い人類史を考えてみると、それほどのギャップが生まれる筈もなく、単に時代の流れの進歩の度合いに「ついて行けるか行かないか」と言う事なのではないかと思ってしまいます。
人は歳を経るごとに保守的になって行きます。
これを「頭が固くなる」という言い方もしますが、要は「新しい事柄に対する許容範囲が狭くなる」ことを指しています。
つまり「変わることを嫌う」と言う心情が、頭を固くさせてしまうのでしょう。
「調和と進歩」は人間が社会を営むことにおいて重要なファクターですので、どちらが欠けても人類滅亡に向かってしまいます。
変わらない事を大事に考える保守的な調和は心地よいけれど、新しい変化の波に乗ることも大事。
新しい事ばかりに目先を奪われ、温故知新を忘れてしまう事も、また人間をダメにしてしまいます。
調和と進歩のバランスこそが一番大切なのですね。