「人生の中で一番辛かったのは、どんなことですか?」と聞かれたら、貴方は何をあげますか?
「親や兄弟、家族、友人の他界」
「イジメや侮辱をされたこと」
「失恋や受験や仕事の失敗」
など、数を上げればキリがないかも知れません。
けれども本当に辛かった出来事として、多くの方が「人に裏切られたこと」をあげます。
家族や友人知人の裏切り、詐欺に遭ったり騙されたりしたことなどをあげる方もいらっしゃいます。
確かに、信頼していた人たちに裏切られることは、心を深く傷つけることでしょう。
何日も何日も、眠れない夜を過ごしたことでしょう。
今もその傷が、癒えていない人もいることでしょう。
でも本当に辛くて厳しいことは「信用してくれた人を裏切ったこと」ではないかと思うのです。
裏切られたことは、自分が誠実であったことの証で、「他人を信用した」という勲章でもあります。
その心の傷は、時間は掛かるかもしれませんが、いつかは癒されることでしょう。
しかし「信頼されていると分かっていて、裏切ってしまったという後悔」は、生きていく限り一生背負って行くことになります。
どんなに楽しい時でも、裏切ったという事実が、その人の心に影を落とします。
時間が経てば経つほどに、後悔の念が深くなって行くことでしょう。
ですから、人は裏切られたことよりも、裏切ったことの方が辛く悲しく感じることになるのだと思います。
誠実に生きることが、幸せになる近道であると言えます。
