人生においては「どうしても、この分野の知識が必要。」となる時があります。
「でも今までの自分には未知の領域で、何から手をつけたら良いのか分からない。」という事が良くあります。
そうした場合には「その分野に関する書籍を、100冊読むことを目標にすれば良い。」と言われています。
例えば、政治に関する事を勉強しなければならなくなったなら、図書館でも通い、とにかく政治に関する本を読みまくります。
すると50冊あたりから政治評論家達が言っている事が、正しいか正しくないかくらいは何となく分かって来ます。
80冊を超えた辺りから、政治についてある程度人に語ることが出来始めてきます。
しかし、もっと的を得た正論を話せる様になるには、政治に関する良書を読むことが必要であると感じ、国際政治学なども学びたくなって来るはずです。
この様に、100冊読んでいく中でも、専門分野知識は成長して行きますが、段々とその分野の虜になって行く様になれば「〇〇専門家」と名告れる将来も見えてくることでしょう。
ただし、100冊程度読んだくらいでは、その道の専門家同士での会話はきっと成立しないでしょう。
先達者は、その道で何十年もの知識と経験を有しているため、肩を並べることは出来ないかもしれません。
それでも「自分にはもう一つ専門分野の知識と経験がある」となれば、とても貴重な人財になることは間違いありません。