「沁々」と書いて「しみじみ」と読みます。
心の中に、想いの水が沁み渡るように浸透して行くさまを、良く表している漢字ですね。
本当に私達にとって大切なことは、心の中にじわじわと沁み渡るように浸透していきます。
そうでない事は心の表面を滑るように流れて去って行きます。
他人の悪意ある一言を、心の中に沁み渡らせてはいけません。
彼らが何気なく言ったかも知れない言葉で、あなた自身の心を傷つける事は、自傷行為と同じこと。
同じように、あなたの言葉で他人の心を傷付けても行けません。
言葉を選んで発するのは、大人のマナーであり教養です。
子供は言葉を選べません。
だって語彙力が不足しているから。
と言うことは…言葉で人を傷つける人は語彙力が足りない子供と言うことです。
子供の言う言葉に、大人がいちいち振り回されていては大人の役割が果たせません。
語彙力のない子供達には「言葉の選び方」を教えてあげることも大人の役割です。