「真理の布は一本の糸で織られている」と言う言葉がありますように、アインシュタインも「解決策がシンプルなものだったら、それは神の答えである」と仰っています。
その単純なものを難しく考えてしまうから、人間の遠回りは始まってしまったような気がします。
私は祖母から「かみさまは、いつでもどこでもみとるから、わるいことしても、おみとおし。」と良く小さい頃に言われました。
祖母は、自分自身が小学校すらまともに出てないことを、とても後悔しておりましたが、戦後の時代だったこともあり、仕方がない状況ではありました。
それでも彼女は、なけなしのお金で古本を買い、擦り切れるまで読み込んでいたそうです。
そんな祖母が教えてくれるシンプルな真理は、私の心に深く刺さります。
ひらがなで子供にも分かる優しい内容で私に語り掛けてくれました。
その全てが、私の心を揺さぶりました。
「かみさまがおらんとおもえば、ひとりぼっち。かみさまが、そばにおるとおもえば、いつもとなりにおるよ。」
神様がいないと思えば、あなたを護ってくれる人は居ないので一人ぼっちで生きて行く覚悟をしなさい。
神様がいると思うであれば、あなたは神様が護ってくださる。どんなに辛くて苦しくても、あなたは神様の御手の中で優しく包んでくれる。
そんな気持ちが伝わる温かいお祖母ちゃんの言葉です。