「倫理」とは、色んな方が色んな説明をしていますが、私は「人間が社会で生活していくうえで、何が正しく、どう行動すべきかを判断するための、慣用的な基準やルールのこと。」だと捉えてます。
従って、時代によって倫理観は異なってくるということが、歴史を振り返ってみても感じられます。
「昔は、こんな事や、あんな事をやっても許されたけれど、今は厳しくなったからなぁ」と、お年寄りたちは時々口にしますが、たかだか数十年程度でも倫理観が変わるのですから、数百年数千年も経てば、倫理観がひっくり返る事が起きたしても不思議ではないでしょう。
敢えて具体的な話はしませんが(ここに書くことで、倫理観が問われるような昔の倫理観もありますので…)、とくに男女倫理の関係においては数百年前数千年前と現代とではだいぶ異なってきています。
しかしそれに反して、真理は普遍的です。
何百年何千年経とうと、真理は変化することはありません。
だからこそ「真の理(しんのことわり)」なのです。
従って、真理は倫理の上に立ちます。
言い直せば、真理をこの世的に現代風に解釈したものが倫理であるとも言えます。
それ故に倫理の中に真理が見え隠れしたりします。
倫理の中の真理を掴めば、現代的倫理の間違いを修正することも可能でしょう。
だから真理は倫理の上に立ち、倫理よりも勝るのです。