失敗は出来れば避けたい事だから、誰にとっても失敗するよりは成功を願います。
時々「失敗歓迎」「苦難困難礼賛」を言う方々もいらっしゃいますが、そうした想いが、わざわざ苦難困難を引き寄せている部分も多々あるような気がします。
何事も一部を見て全部を判断してはいけないように、人生においても「苦難困難があったから成功した」という部分だけをみて、「成功には苦難が必要だから、苦難は大切だ。苦難よ、もっと来い!」と結論付けるのは、早急過ぎる気がします。
今、困難な最中にあり、苦しんでいる人達にとっては、そうした言葉も福音になる事もあるでしょうが、やはりその苦しみから立ち直ろうとして、頑張るからこそ、足腰が強くなり、精神的な強みと魂が成長するのでしょう。
苦難に負けてしまって「自分はダメな人間だ」と思って、人生を諦めてしまった人には、成功は訪れないことは明白です。
宝くじに当たり大金持ちに成るような棚ぼたは、隕石が自分のところに来る確率よりも低いのです。
ならば、苦難困難を礼賛するよりは「悪いことが起きたら起きたでOK!何とかしてやるわい。良いことが起きたら、一気に伸ばしてやろう!」そんな常勝思考が一番強いのではないかと私は感じます。