誰もが自分の正しさの基準を持っています。
「いや私は、他人を正しいか間違っているかで判断していない」と言う方もいらっしゃるかと思いますが、それでも何かを選び、何かを購入する時には、自分基準を基に購入と言う決断をしていると言えかと思います。
しかし、いつも「何が正しいのか?」を考えている人は、何故か他人に対してイライラする人が多いようです。
「何が楽しいのか?」を判断基準にしている人は、他人に対しても「この人にとって楽しいことは何かな?」と考えている為、ついつい笑顔になってしまいます。
私達は「何が正しいのか?」を求めていながら、心の中では「正しさよりも、楽しさを追求してしまう」クセがあるようです。
ただ「間違っているのに楽しいこと」は長続きはしないのですが「間違っていなくて楽しいこと」は長時間でも飽きないようです。
「楽しい事」が第一基準であるとすると、「正しいこと」は第二基準となり、その他の基準は第三基準以下となります。
つまり「人は自分が楽しいと思う事を基準に動いている」という事になり、それに反することはストレスになりやすいと言うことです。
ただし、この基準は動物でも持っている基準であるので、その基準のみで生きようとすると動物的になる事は間違いないでしょう。
だからこそ人は第二基準である「正しさ」に大切さを感じるのでしょう。