見えない刃物

見えない刃物

言葉は眼には見えません。けれども、私たちの心と身体を傷つける時があります。友人のさりげなく言った言葉で、何十年も苦しんでいる人もいます。家族から言われた言葉が、今も心に刺さっている人もいます。言葉は耳から入って、心を傷つけ、身体を蝕むこともあります。でも、言葉によって救われることもあります。「貴方ならできるよ!」「あなたのことを応援しているから!」「貴方のことが世界で一番大好き!」そんな言葉で、励まされ、癒され、頑張れることがあります。刃物は、人を傷つけることも出来るけれど、料理に使えば美しく仕上げることも出来ます。言葉は目には見えな...
心の傷

心の傷

「傷つくまで人を愛したことがあるか?」と師匠に言われたのは24歳の時。正直言って、そこまで人を深く愛した経験が無かったから、傷つくまで心も痛めたことはありませんでした。それから40年近く経って、どうだったかと問われると、あった様な無いよう様な…微妙な感じがします。と言うのも、心が傷ついたのかさえ分からずに、ただひたすらに悲しんだ事は幾度かあったけれど、果たして傷が残るほどだったのかと思うと考えてしまうからです。心底から他人を愛した人は、きっと別れてしまった時に心が深く傷ついたことでしょう。でもそれが、気が付かないほどに心がズタズタにな...
心の傷を癒そうとしない⁉︎

心の傷を癒そうとしない⁉︎

私も含め多くの人たちが、心無い言葉や行為によって傷つけられてきました。いや今日だって傷つけられたかも知れません。しかしこの心の傷は癒そうと試みても、なかなか癒される事はありません。何故なら癒そうと思うと、その時の嫌な思いがまた蘇るからです。だから「自分の心を癒そう」と思うのでは無く、いっそ「忘れてしまう!」方がよっぽど良いのです。思い出さないように、口に出さないように、忘れてしまうことが一番です。...