執筆者 西村 | 2024年01月19日 | カウンセリング
哲学者ソクラテスの妻クサンチッペが悪妻だった話は有名ですが、結局彼は毒殺される最期の日まで離婚はしませんでした。彼は自分の弟子達に「ぜひ結婚しなさい。良い妻を持てば幸せになれる。悪妻を持てば私のように哲学者になれる」と言ったそうです。悪妻、悪夫は「その伴侶の見方しだい」と言うところもあるでしょうが、実際ある程度の割合でいらしゃる事はいらっしゃるでしょう。そんな時はこう考えると良いそうです。悪夫は『隣のオジサン』と思い、そのオジサンが毎月お金を持って来てくれると思えば感謝しかないですね。悪妻は毎日料理や洗濯をしてくれる『隣のオバサン』と...
執筆者 西村 | 2024年01月17日 | カウンセリング
女性の言葉に対する記憶力には凄いものがあると、長年人生相談に乗って来た私は心の底から思います。「何年何月何日に、どこそこの誰ベェがこんな事を言った」としっかり記憶している女性が実に多い。でも良い方の言葉を記憶していればまだ良いのですが、自分にとって不利な記憶や嫌な記憶の方を忘れずに持っていると、どうしても不幸感覚が強くなってしまいます。不幸な想い出を思い出す度に、トラウマのように自分をまた傷つけてしまう方もいらっしゃるので、聞いているこちら側もとても苦しくなります。そう言う人には「忘れると言うことも美徳の一つです。」と伝えています。忘...
執筆者 西村 | 2024年01月16日 | カウンセリング, 感謝の会
wishもdesireも「こうなったらいいな」と言う時に使う単語ですが、wishは「出来たら、こうなって欲しいなぁ」と言う感じですが、desireになると「こうなって欲しい。いやなってもらわねば困る」くらいの切実な願いになって来ます。この違いこそが「思い」と「念い」の違いになります。「思い」よりも、その人の気持ちが込められて、切実さが増すと「思い」ではなく「念い」に変わり、周りの環境に影響を及ばし始めます。ですので念いが強い人が願うと、結果が人の為になるかどうか関係なく実現する様になります。その結果が今の世の中です。心が欲望にまみれ、...
執筆者 西村 | 2024年01月14日 | カウンセリング
自分を責めてばかりいる方々が増えて来ております。これはある種の現代病と言っても良いかも知れません。と言うのも、他人との比較の中での自分の評価が得られないと、勢いどんなに頑張ってもNo1には中々なれないので、自己評価が低くなってきます。あなたは自分自身の不甲斐なさや罪を責め、自分が至らないと言うことだけを認識する為に生きているのでしょうか。どんな人生を心に描いているのでしょうか。未来を明るいものにしたいのか、それとも暗いものにしたいのか。幸福になりたいのか、なりたくないのか。そこを先ずはハッキリとさせないといけない。ここの所を、先ずはご...
執筆者 西村 | 2024年01月13日 | カウンセリング
正念(しょうねん)正しく念う。「正しく念ずる」と言い換えても良いかも知れません。仏教における八正道の中の一つです。良い念いも悪い念いも具現化します。引き寄せの法則は、この正念を利用した方法です。「源氏物語」の中に出てくる「生霊」の類もこの「念い」から生まれてきております。人の念いは物質的な力を持つことは、既にアメリカCIAとかでも研究されて来ましたし、実際にロシアではそれを軍事目的に使った事もあると言われております。にわかに信じ難いと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、信じるか信じないかに関わらず、誰でもこの念いの力を知らず知らず...