執筆者 西村 | 2023年10月30日 | カウンセリング, 感謝の会
「有り難うと、たくさん言いなさい」と良く言われますが、その本当の意味をご存知でしょうか。心が悩みで一杯の時、悲しい出来事があって生きることが苦しくなった時、誰かを恨み嫉妬している時など、心の中が真っ暗になって心から「ありがとう」の言葉が言えなくなります。心の中がグシャグシャな時に「ありがとう」を言うと、自分の心の中の蝋燭に火が灯ります。もう一回「ありがとう」を言うと、もう一本の蝋燭に灯火がつきます。こうして「ありがとう」を何回か繰り返し言っていると、心の中の蠟燭で段々と明るくなります。だから「ありがとう」を何回も言うことが大切なのです...
執筆者 西村 | 2023年10月29日 | カウンセリング, 雑記帳
「道の人」(みちのひと)あまり聞いたことない言葉だと思います。調べると、専門家など「その道に秀でた人」のことを指したり、遊女のことを言ったりすると書いてあります。しかし、本当の意味は「怒りを良く制御できる人」のことを言うそうです。散歩していれば多くの人達とすれ違います。時にはトラブルになり、争い事に発展してしまうことも、ごく稀ではありますが無いことは無いでしょう。そうした時に「この人は、たまたま散歩で出会った人だから、目くじら立てて怒ることも無かろう」と思えば、怒りの感情もいくらか収まることでしょう。つまり「今はこうして何らかの理由で...
執筆者 西村 | 2023年10月28日 | 感謝の会, 自分史
「この人は人物だなぁ」と言う人には、なかなか滅多にお目にかからないけれど、長く生きていると何人かは尊敬出来る人と巡り合うことが出来ます。私にも心から尊敬できる人が数人おりますが、その方々に共通していることがあります。それは「親を大切にしている」という事です。決してファザコン、マザコンであると言うことではなく、世間的に見てもどんなにどうしようもない親であっても、その子供たちが「親が立派に見えるように振る舞っている」と言った方が正確な表現かも知れません。と言うのも、子供達が立派になればなるほど「あの方の親御さんだから、さぞかし立派なのだろ...
執筆者 西村 | 2023年10月27日 | 雑記帳
日本には古来から「年長者を敬う」気持ちが当たり前のように根付いておりました。これは儒教の影響と言われています。しかし、最近はこうした考え方も、どうも古いようですね。確かに本当に賢い人は、年下の人達からも学びを得ようと努力しているようです。多くの人から学びを得て、自分の糧にして行く人たちにとって、もはや年齢は関係なく「万象は我が師」と捉えているのでしょう。こちらは仏教的な教えから生まれてきております。日本と言う国は、その根底の思想において、日本神道を心の底に持ちながらも、儒教や仏教と上手に融合し、それぞれの長所を取り入れながら独自の思想...
執筆者 西村 | 2023年10月26日 | カウンセリング, 感謝の会
「ごめんなさいと言うと負けた気がする」と言う人がいますが、本当に謝罪したら負けた事になるのでしょうか。「自分は悪くない。誰が見てもこの状況は私の責任で起きたことではないので、私が謝る必要性はない」と強く主張する方もおります。確かに仰る通りなのかも知れませんが、裁判所でもないのに、その主張を押し通して何かを得ることが果たして出来るのでしょうか。自分の主張が正しいことを証明できる?自分の責任じゃないことが立証できて周りの人に褒められる?こうした考え方とは別に「こう言う事態になったのも自分の不徳ゆえ」と思えたら、「成功への一歩を進めた」と私...