カウンセリングしていると、「良いお母さんになるための条件がありますか?」と質問される時が結構あるので、そう言う時には下記の様なお話をさせていただきます。
善きお母さん「あげママ」になるには「知」「情」「意」(ちじょうい)が必要です。
「知」とは「勉強して知識を学ぶことの大切さを教える」と言うことで、「なぜ勉強する事が良い事なのか」を、子供達が納得できる様に分かりやすく何度も伝える事が大切です。
「情」とは「他人に対する優しさや、人間関係の付き合いの大切さを教える」事です。
勉強ばかり出来ても、人の輪の中に入れなくて孤立してしまったら、孤独な人間になってしまいます。
周りの人達と、上手にやっていく事の大切さを教えてあげる事も重要です。
「意」とは「自制心や、難しい事をやり遂げる粘り強さを育む」ことです。
勉強が出来て皆んなと仲良く出来ても、自制心がないと悪い方向に行く事もあります。
現代ではイジメる側の子供は、勉強も出来るリーダー型が多いと言う現状もあります。
そう言ういじめっ子に欠けているのは「意」の部分です。
「正義とはなんぞや」「何が正しくて何が間違っているのか」それが理解できたら、正義を貫く強さが欲しいと言う事になります。