知行合一(ちこうごういつ)とは、「知っている」ということは「行う」ということと一つなのだという意味です。
例えば「孝」の思いを持てば、とうぜん親孝行が行われます。
「忠」の思いを持てば、当然ながら君主のために、命も惜しまず戦うことになります。
上記の様に、王陽明は考えていました。
一方、朱子学では、「孝」は学問的に探究できる概念ですが、親孝行についてはフィールドワークをすれば、それが出来ているかどうかの実態が分かるので「両者を分けて考えることはできる。」と考えます。
要するに、「学んで得た知識と行動は異なるものである」と考える訳です。
しかし王陽明は「知行合一」の考え方を持っていたので、「学び=行動」という事を説いていたので、陽明学を学んだ者は「行動の学、革命の学になり易い。」という面があるといえます。
それ故に、陽明学を学んだ幕末の志士たちは、行動を重んじたのでしょう。