年功序列は何も日本社会だけではなく、世界中で見られる組織形態です。
何故なら「人の能力は見た目では分からないから、経験年数があれば有利である。」と考える事が一般的だからです。
ですので、会社の中で出世したいのであれば、年上の方々に可愛がられる人になるのが早道です。
仕事が出来ても、生意気であれば、上司はあなたの事を煙たがります。
高飛車に物事を言って来ない部下には「なかなか、こいつ出来るな」と思って可愛がってもらえます。
また常日頃から「自分はこう言うキャラクターなんで。」と上司に知ってもらう事も大切です。
「口は悪いけれど本当は優しい。」とか「言動はガチャガチャしているけれど、一旦集中すると細かいところもよく気がつく。」とか、あなたのキャラクターを認識して貰えれば「こう言うヤツだから仕方ないか。」と大目に見てもらえると事もあるでしょう。
最後に一番大事なのは「その人の事を好きになり、学びたいと言う態度を取ること」です。
人は、自分のことを好きになろうとしている人に対して、無碍な態度を取ることが出来ません。
(もし、こちらが好きになろうと努力しているのに冷たい態度を取るのであれば、その人とは離れるべき時が来ていると考える事も必要です)
自分の方に尻尾を振って近寄ってくる子犬に乱暴な事が出来ないように、自分の方に「仕事のことを学びたいので、教えて下さい!」と真剣な態度でお願いしてくる人に対して冷たくは出来ないものです。
また、そうした部下に対しては「なになに、話を聞いてあげようじゃないか。」と言う優しい気持ちになるものです。