自由主義経済の社会において「人から必要とされないものは淘汰される」と言う厳しい現実が出てきます。
それは会社であっても個人であっても変わりありません。
製品やサービスが人々から支持されなければ、会社は倒産します。
組織内において、仕事をしない、あるいは円滑な仕事の邪魔になる人は、その組織に居られなくなります。
必要とされる会社になるには、多くの人に必要と思われる製品やサービスを提供し続けなければなりません。
その為にアイディアを絞り、付加価値の高い製品やサービスを作り続けることになります。
怠けてしまった時点で会社は傾き始めます。
個人においても、一向に仕事の向上が見られなかったり、成長が感じられなければ、転属されたり、給料を下げられたりします。
そうなることがイヤで、毎日行きたくもない会社に満員電車に揺られながら通っています。
イジメられても叱られても、雨の日も風の日も休まず通います。
そんな自分に嫌気がさしてしまう事もあるでしょう。
でも現実は「自分が必要とされる人間にならなくては、受け入れてくれない」と言う厳しさがあります。
仮に、誰も自分を必要としてくれなくても、嘆く必要はありません。
何故なら、あなたは世の中の全ての人に必要とされる為に、この世に生まれて来たわけではないのだから。
世界中に一人だけでも「あなたが居てくれて良かった。」と言ってくれたなら、それだけで幸せな気持ちになれます。
そういう気持ちになる為に、まずは自分と同じ気持ちで苦しんでいる人を、「愛してみることから始める。」という事は如何でしょうか。