日本では古来から「農事暦」と言う「月の星座」を示した暦を使用していました。
これは、一年を12星座にあてはめる太陽星座に対して、ひと月に12星座をあてはめたものです。
2〜3日が一つの星座にあたります。
月は潮の満ち引きを作り出し、海の流れを活発にします。
と同時に70%が水分で出来ている私達人間に対しても大きな影響を与えます。
満月の夜には出産率が高くなることはよく知られています。
英語で狂気を意味する言葉「ルナティックLunatic」は月を表すラテン語のルナから来ているように、満月は人間を興奮させるようです。
マヤ暦では7月26日から新年が始まり、月の周期が28日なので、13ヶ月と1日が一年となります。
彼らも独自の暦を使って農業に役立てていました。
月の周期は農業の暦となり、水のリズムとなり、私達の身体に直接訴え掛けて来ます。
こうした「月と水の関係」を考えてみればみるほど「水は月から来たのではないか?」と言う説が説得力があるのも不思議ではないかも知れません。
かぐや姫伝説のように、水は月へ帰ろうとしているのだとしたら…