「わたし男性運が悪いんです。見る目がないんでしょうか?」と言う質問をよく受けます。
2024年も終わり新しい年を迎えるにあたり「運」のお話しをするのも良いかと思いますので、今回は運気のお話です。
「男を見る目がない」何となく分かる気もしますが、恐らくそう言う方は、同性に対してもトラブルが多いと推測できます。
男性を見る目というよりは「人を診る目」がちょっと鈍っているのかも知れません。
「鈍っているってどういうこと?」と言われそうですが、赤ちゃんを観察していると分かります。
赤ちゃんは本能的に「自分が不快に思う人や場所、害を及ぼしそうな場所や人」を感じるとイヤイヤしたり、大声で泣いたりします。
赤ちゃんは、人や場所に対する経験も知識も無いはずですが、初めての人や場所でも、本能的に危険を察知して回避しようと嫌がります。
自分では避けることが出来ないので、泣いたりすることでお母さん達に嫌がっていることに気がついて貰うのです。
この赤ちゃんのセンサーは、目ではないようです。
見ているようで見ていない。
恐らく第六感、直感、あるいは心眼と言うセンサーを使って、人や場所や物を診ているのではないかと推測出来ます。
第六感や直感は人間だれしもが持っている能力なのですが、歳を取るごとに肉体的な目の方の情報に重向きを置くようになり、段々と鈍って行くのが通常のようです。
しかしごくたまに、このセンサーが赤ちゃんのままの大人になった人達がいます。
そういう人達の事を、霊能者と呼んだり超能力者と呼んだりする場合もあるようです。
元々、誰でも持っている才能なのですが、ザビつかせてしまったのは他ならぬ自分自身なのかも知れません。