皆様の中には、占い好きの方がいらっしゃるかも知れません。
もともと占いは「『売らない』だから、物を売らないんだよ」ということを、言っている人もいらっしゃいます。
別に占いは物を売らないから「うらない」のではなく、「裏がない」から来ているとも言われてます。
「裏がない」とはどういう事かと言うと「裏がない」とは、「表もない」と言うことで、言い換えてみれば「裏も表もない」つまりは「包み隠さない」と言うことになります。
従って、本来は裏も表もなく、自身の考えや思想に関係なく、「降りて来たものを伝える」ことが占いなのですが、その時に問題になるのが「降りてくる時の器」なのです。
器が汚れていたとして、その器に盛られた食べ物は汚れてしまう様に、降ろす人の心がもし汚れていたら、その人が発する言葉も考えも汚れている事が予想できます。
つまりは、占い師という人達の「心の綺麗さ」が鍵となるという事です。
では「鑑定」はどうかと言うと、敢えて漢字で書くとすれば「感定」の方が正しい意味を表している気がします。
「感覚を定める」つまりは「あなたの感覚で見定める」と言う感じです。
従って鑑定師は、「相手の方の感覚を見定める能力がないと成れない」ということになります。
つまりは「相手の気持ちに寄り添う」方が強いということです。
「占い」と言ったり「鑑定」と言ったりする違いは、ここにあるわけです。
