昔から世界中には「お祓い」「厄祓い」「邪気払い」などの風習が残っております。
クリスマスツリーに柊が使われるのも「邪気を寄せ付けない生命力を持つため」に使われ始めたとも言われています。
日本でも松の木は、クリスマスツリーと同じような意味で魔除けに使われることもあります。
また「おにぎり」は「鬼切り」から来ているとも言われ、鬼や敵に米の塊を投げつける事で、追い返す効果があるとされていました。
今では、乾杯に変わる言葉として復活しつつある「弥栄(いやさか)」は「永遠の栄えを祈る」という意味もありますが、「嫌坂」という「下らない」という意味もあり呪語でもあります。
昔から言葉には力があるとされて来ましたので、世界中何処にでも、こうした言葉を使った「幸せを願う」想い言葉や風習は場所や地域が変わっても引き継がれているようです。