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組織や会社の枠にドップリとハマってしまうと自分自身の感情にも鈍感になってしまうようです。
自分は何が嫌いで、何が好きだったのか、すら分からない自分になってしまっている…こんな事も起きているようです。
まるでロボットの様に、ただ毎日を言われた通りに生きて、過ごしている…
これでは自分の人生を生きている!とは言えません。
「そんな事は自分が一番良く分かっている」
そんな声も聞こえて来そうですが、そうして反発する事が出来る人はまだ大丈夫だと言えるでしょう。
むしろ、こうした内容にも何とも思わない、何も感じない、方がヤバいかもしれません。
カウンセリングしていると「何の悩みもありません。でも毎日が不安で…」言う方が実に多い事に気が付きます。
悩みや苦しみが無ければ不安にならない筈なのに、時々動悸や息切れがして苦しくなってしまう…
そんな方が増えている気がします。
こうした人達に共通する信条が「自分を無くして、周りと上手くやって行くことを大切にしている」と言うことです。
謂わゆる「没個性で組織の中で目立たないように振る舞う」ということです。
自我を無くすといえば聞こえは良いですが、むしろ「自分を無くしている」ようで何とも悲しくなってしまいます。
せっかく〇〇さんと言うお名前で生まれてきたのに、まるでナンバー〇〇の様なロボット人形になってしまっている…
のではあまりに悲しい人生になってしまいます。