「年末年始のお出かけのためにスタッドレスタイヤに替えなきゃ」あちこちでつぶやかれている会話でしょうね。
ブリヂストンは言わずと知れた世界的なタイヤメーカー。でももともとは地下足袋メーカーでした。
地下足袋に使われていたゴムの加工技術を活かしタイヤメーカーに進出するも、その頃は日本の車台数は30,000台しかありませんでした。
しかし創業者である石橋正二郎氏は「将来的に車はもっともっと増える」とし、タイヤ製造を断行しました。
車社会の今から思えば「当然」と思える事も、当時では賭けに近い決断だったことでしょう。
何か新しい事業を始める時には、リーダーの未来を見据える先見性と、「誰に反対されてもやり抜く」という大きな決意が必要なのですね。