一頃前に「推しの子」と言う漫画アニメが流行りましたが、今まで描くことができなかった芸能界の裏側を描いたと言う事で話題になりました。
アイドルでも政治家でも、人気を得る為の努力は大変なものですが、「いいね」や「フォロワー数」を増やすためにしている事が全て許されるとは限りません。
言い換えれば「いいね」や「フォロワー数」が多い事を以ってして「その人、あるいはその意見が正しいとは限らない」という事です。
民主主義の原則から言って、多数派は正しい様に思えますが「常に民衆が正しい選択をするかどうかは分からない」と言う弱点も含んでいる事は、ヒトラーのナチス党の例を取るまでも無い事だと思います。
人気があるから善人とは限らず、人気がないから悪人とも言えないと言うのが現実かと思います。
誰が言ったから「正しい」という事もないので、言動に対しては是々非々の態度で「自らの正しき心に照らし合わせて」物事を判断して行くことが、何よりも世の中を正しい道へ導いていくことでしょう。