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感動する物語や小説には必ず伏線がいっぱい隠されています。
ヒットした映画や人気の漫画やアニメには伏線とその回収が見事に描かれています。
そうした伏線が私達の人生そのものも創っているようです。
不幸のどん底に落ちても思いがけない人の助けで立ち直りまた再出発する姿は、ドラマばかりでなく私達の人生そのものであります。
エコビレッジビルダーの山納銀之助さんは6度目の自殺未遂の中、臨死体験をしました。
その時それまでの自分の不幸な人生を最初からまた体験したそうです。
その体験の中で彼は「最悪な人生だと思っていたけれど、あらためて体験してみると、そんなに悪い人生ではなかった。」と感じたそうです。
不幸のどん底にいる時には自分を客観視できないのは当たり前ですが、その自分の姿を映画の中の主人公のように見た時に、何とも言えない愛おしさと応援する気持ちが出て来たそうです。
頑張って生きている自分の姿に感動すらしたそうです。
私達は苦難困難をとかく敬遠しがちですが、「苦しんでいる自分の姿」を見ている自分を想像することが出来れば、映画を鑑賞している時のように、何らかの解決方法が見えてくるかもしれませんね。