下村湖人と言う作家の『青年の思索のために』と言う書籍の中に「悲運に処する道」と言う一章があります。
丹精込めて作ったリンゴが台風で吹き飛ばされてしまう青年の話が書いてあります。
その青年は、最初は頭がおかしくなってしまうほど悩みますが、天災には勝てない事を悟り「それでは自分に出来ることはなんなのか」「悲運を見つめるとはどう言うことなのか」を「反省から感謝へ昇華させていく」心境を綴っております。