感謝の気持ちを持つには「自分がどれだけ生かされているか」を知る事が必要です。
人はどんなに強がっても自分一人で生きて行く事は難しい。
無人島で強制的に独りで生活をさせられない限り、現実的にたった一人の力では生きて行く事は出来ないでしょう。
また感謝した事がない人には愛が分からないでしょう。
「人を愛した事がないと言う人」は「人に感謝した事がない」人とイコールかもしれません。
或いは「人を愛したことがないと言う人」は、人と言わず、天地万物に感謝した事もないでしょう。
感謝と愛とは表裏一体です。
「自らが多くのものを与えられる生かされている」と言うことに気づくと言う事は「自らは何を為さねばならないのか」と言う事を導くことになります。
感謝に出発した愛こそが、無私のものとなり、無償のものとなって行くようです。