反省と言うと「自分が言ったこと、行なったことに対して間違いはなかったか?」
「自分の言動で他人を傷つけてしまわなかった?」など、
どちらかと言えば消極的な反省のことを言っているかと思います。
もちろん自分を磨き、周りの人達との調和を保つ為には、こうした消極的反省もとても大切ですが、その上の反省が存在することはなかなかご存じの方は少ないように思います。
「社会や組織に対して、自分は機会があった筈だったのに成し得なかった」
「こう言う思いを出すことが出来たのに出すことを躊躇ってしまった」
「あのチャンスにこう言うことが出来たのに行動を起こすことをしなかった」
など、個人の事象を超えた、組織的な大きな枠で自分の言動を捉えた時に「成すことが出来なかった」事に対する反省もあるかと思います。
こうした社会全体を成長させていく積極的反省も、自らを無限に高めていく為には必要な反省の一つかと思います。